かおりの寄り道日記
2008年12月~2009年5月
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2008年5月~2008年11月分

2007年11月~2008年5月分
2009年5月20日(水)
ギアなど
 左写真は、19日に撮影した芦ノ湖。富士山5合目~6合目付近で日の出が見られたので撮影しました。一眼レフで撮影したらもっときれいに写せたかも。日の出は見られたけど、その後は曇りの一日でした。
 右写真は越沢バットレスで撮影したギアの写真。カム、ヌンチャク、アブミ、スリング類、確保&下降器、個人的にカメラ・・・などなど。リード(先頭を登る人)をすると色々な道具が必要になってきます。登山用具店置いてある色鮮やかなカラビナやスリングを見ると、つい欲しくなってしまいますが、アルパイン・クライミングをやるなら、できれば(お財布と相談?)軽量な物をお勧めします。アプローチが短く、フリークライミングのゲレンデのような場所に行くなら、「重さ」は考えなくていいでしょうが、本番の山では担ぐのは自分です。体力があってバテない人ならいいのですが、登り~下山などを考えると、是非とも軽量化をお勧めします。あと女性や手の小さな人には大きなカラビナ(特に安全環付カラビナ)は扱いづらいので、使い勝手のいい、手に収まるような小さめの物がお勧めです。
 これから岩登りのシーズンです。登攀道具(特にカラビナ)を買う時に、定員さんが勧めてきたカラビナを見て、「もっと軽いのないかな~軽量化したいんだよね」と言ってみましょう。「このお客、できる!」と思われるかも。
2009年5月8日(金)
雷鳥など
 GWの剣岳には雷鳥がたくさんいました。入山日(晴天)には1羽も見かけませんでしたが、天気が下り坂になってきた3日~4日にはたくさん目撃しました。姿は見なくても”ゲロゲロ”とカエルのような鳴き声がそこかしこで聞こえました。私も一緒のお客さんも、最初は珍しがってパシャパシャ写真を撮っていましたが、しまいには「あまりにいすぎて、ありがたみがないね」なんて言う始末・・・その中で面白かったのが、やっとヒナから大人になりかけたような2羽の雷鳥が我々をみて鳴いた声が、大人の”ゲロゲロ”ではなくて例えるなら猫が鳴くような、何とも言えない”ニャー”に近い声でした。やはりウグイスと一緒で、練習しないと上手く啼けないのでしょうか・・・?
 
雷鳥について調べてみたら、こんな記載がありました。イヌワシなどの天敵を避けるため、朝夕のほかに雷の鳴るような空模様で活発に活動することが名前の由来と言われているが、実際のところははっきりしていない。古くは「らいの鳥」と呼ばれており、江戸時代より火難、雷難よけの信仰があったが「らい」がはじめから「雷」を指していたかは不明である。 一般的に登山者の間では「ガスの出ているような天候の時に見ることが多い」と言われている。 もともと寒冷な地域に居た鳥であるため、夏場の快晴時には暑さのためにハイマツ群落内、岩の隙間、雪洞の中などに退避しているという可能性、天敵から身を隠しているという二つの可能性から、このようなことが言われていると考えられるが、この点について詳しく調査した事例はない。

 右写真はGW後半に泊まった冷池(つべたいけ)山荘の夕食です。芋煮、焼き魚、パスタ&鶏肉、卵焼き、シューマイ、酢の物・・・など。ご飯、味噌汁はおかわり自由で、とてもおいしかったです。GW明けからは同系列(?)の新越山荘の雪おろしをするそうです。GWが終わって、ちょっと一息・・・なんて言ってられないらしく、このタイミングで掘らないと雪で小屋が潰されてしまうそうです。
2009年4月14日(火)
春の楽しみ
 週末の戸隠の帰り道で摘んできたフキノトウでフキ味噌と天ぷらを作りました。まだ開いていない蕾の物は天ぷらに、開いてしまったものはフキ味噌にしました。フキ味噌の作り方は①フキをよく洗い、②茎や葉っぱ(ガク?)の部分を取り、花の部分だけ取り出す③細かく刻む④ゴマ油で炒め、適当に味噌を混ぜて炒める⑤出来上がり!です。お味噌は信州味噌のような、甘めのものが合うようです。
 フキと一緒にレンコン、ジャガイモなどの野菜も天ぷらにしました。岩塩を付けて食べると、ほろ苦くて春の絶品!ですが、やはり山菜はたくさん食べられないし、少しの方がありがたみがあるので、通常の野菜などを多めに揚げて楽しみました。
2009年3月26日(木)
またカモシカ!
 平日の八ヶ岳はカモシカに遭遇する可能性がものすごく高い!大同心大滝から帰ってきて、赤岳鉱泉でコーヒーを飲んでいたら、こんな近くまで子連れカモシカが寄ってきました。この2頭はよく見かけるのですが、今日は3頭一緒でした。父・母・子なのか?母・子兄弟(姉妹)かは不明ですが。そういえば、カモシカってオスもメスも角がある?
2009年3月12日(木)
新レシピ
 赤岳山荘で毎度のように肉うどんを食べていたら、いつもは野沢菜漬けを出してくれるのに、今回はそれにプラスして野菜の酢漬けも出してくれました。とても美味しかったのでおばちゃんに作り方を聞いて、早速作ってみました。
①今回使ったのは大根、ニンジン、セロリですが、野菜を細長く(短冊)切ります。
②酢に砂糖と塩を適当に混ぜて汁(?)を作ります。甘酢のような具合が美味しいです。
③漬物を漬けるような上から押せる容器に野菜と汁を入れて一晩置きます。汁は漬物が半分くらい漬かる程度でいいようです。上から押すような容器が無い場合は、上にお皿を置いて重しを置けばいいそうです。
④出来上がったら冷蔵庫に入れます。(この時期は寒い部屋なら置いておけるかも)
 右写真が盛り付けた図です。シャキシャキしていて、ピクルスのような感じです。右はお馴染みの野沢菜漬けですが、古くなってきたので、ゴマ油とトウガラシ&醤油で炒めたものです。
2009年3月6日(金)
カラス
 先日、西穂高岳に行ってきました。「因縁の・・・」と言いたくなるくらい敗退続きの山でしたが、やっと登頂できました。
 駐車場に帰ってきて、荷物整理をしていると食糧袋を狙って、カラスが1羽、2羽・・・と近くによってきます。食糧袋=ビニール袋と学習しているのか、アイゼン袋やビニール以外の袋には見向きもしません!ここのカラスだけでなく、他エリアのカラスもビニール袋だけを狙ってきます。互いにコミニケーションできるはずも無い(住むエリアが違うから)のに、どこで覚えたのだろう・・・


 そういえば、カラスは頭と目がいいので、遠くからでも人間の顔判別ができ(いつも怖い人、いつも餌をくれるやさしい人など)、しかも教えれば、オウムのように喋れるそうです!!
2009年2月20日(金)

 車で山に向かう途中で、たまたま虹がかかっていたので、思わず携帯電話のカメラで撮影しました。そういえば子供の頃に虹の始まりと終わりが見たくて、虹に沿って歩いていったっけ・・(もちろん途中で引き返しました)

 虹についてネットで調べてみたら、英語のレインボー(rainbow)は「雨の弓」を意味する。また、フランス語ではアルカンシエル(arc-en-ciel)といい、「空に掛かるアーチ」を意味する。日本語の方言には、鍋づる、地獄のお釜のつる、太鼓橋、立ちもんなどと表現する例がある。「虹」を意味する漢字(虹、蜺、蝃、蝀)に虫偏が多く存在する点を見ても解る通り中国では虹を蛇や竜の一種と見なす風習が多い。明確に龍虹と呼ぶ地域や、「広東鍋の取っ手の龍」を意味する鑊耳龍と呼ぶ地域もある。このような例は世界各地に存在する。虹を蛇の一種と見なす風習については「虹蛇」で調べられるらしい。
 それにしても、ここ最近の春陽気で五日市も梅の花が8~9分咲きです。花粉も飛んでいるようで、駐車している車がうっすら黄色い気がします。花粉の季節が終わるまで雪山に逃げ込んでいたほうがいいかも・・・
 

2009年2月4日(水)
山スキーと車のトラブルでクタクタでした
 長野での仕事が一段落ついたので、東京に帰らずにその足で乗鞍に山スキーに行ってきました。時間切れで頂上(写真中央)には登れなかったけど、今シーズン初の山スキーだったからか、アプローチの登りで結構いい感じに疲れ、満足してしまいました。雪質が悪く、「表面はクラストしているが中はフカフカ雪」という感じで、登山とは別の筋肉が疲れました・・・(私の場合はストックの握りすぎで前腕も筋肉痛・・・)
 おまけに愛車「X-トレイル」もエンジンランプが点灯して、「早く東京に帰りた~い・・・でも無事に帰れるのか・・?」とヒヤヒヤしながらも、幸い(?)月曜はカーディーラーも定休日の所が多いので、半ば「もうエンジン止まってレッカーされてもいいや」と諦めモードでスキーを楽しみました。
 ちなみに、今日になってディーラーに持っていったところ、特に異状なし。何かの拍子に以前の不具合だったという電気情報(信号)を拾ってしまい、ランプが点灯した・・・という結果でした・・・。最近の車は電気制御で動いているので、何かの拍子でそういう電気信号を感知することがあるらしい!とりあえずホットしました・・・
2009年1月30日(金)
アイスクライミングの道具・・・
 先日、湯川へアイスクライミングに行きましたが、その時にこんな靴を履いていたお客さんがいました。八ヶ岳・赤岳鉱泉アイスキャンディに行くと、こんなのを履いた人はたくさん見られますが、まず外氷(自然の氷)ルートでは見ませんね。アプローチは通常の冬靴を履いて、氷瀑に着いたら履き替える人はいるかもしれませんが・・・。アイゼンと靴が一体化しているので、軽くて、自分の足の一部として違和感が少なく、フリークライミングに近い感覚で登れるんでしょうね(私は履いたことが無いですが)。
 多少の上手い、下手、パワーのあるなしはあるでしょうが、「アイスクライミングは道具!」と言える程、アイス専用の道具を使えば、自分が思ったより簡単に氷柱を登ることができます。特に男性は岩登りよりアイスクライミングの方が好き!という人が多いように思います。理由は「自分で足場と手がかりを作れるから!」。岩登りは、「そこにあるホールドを如何に使って登るか」なので、上手く使えない人は苦労するでしょう。しかし、アイスクライミングはアックスを振る力があれば、自分でホールドを作り、足場もアイゼンで蹴り込んで作れるので、楽しい!!となるようです。アイスの道具を揃えるのは大変ですが、レンタルでもいいから一度お試し下さい。ハマる人が多いですよ。 ※もちろん本番ルートに行った時にもアイスクライミング技術は役立ちますので、1度は体験してみるのもいいですね。
2009年1月29日(木)
お客様が来ました!
 
 今日、事務所にお客さんが来ました!あきる野市在住の広瀬ガイドです。イエティで取り扱っているサプリメントに興味を持たれて、愛車の「MOUNTAIN CAT」(15Kgくらいある重い自転車ですが、大事に手入れされているようでした)で20分かけてわざわざきてくれました!!超元気です。昼食をご一緒して帰られました。
 事務所内でロープワークも教えてもらい、有効な一日でした。
2009年1月26日(月)
赤岳山荘のいいもの
 先日、赤岳に登り、下山してきたけど同日程のジョウゴ沢組との待ち合わせまで時間があったので、赤岳山荘で遅い昼食で「肉うどん:700円」を食べました。八ヶ岳に来ると、いつも食べていますが、ちょっと濃い目のおつゆがホントに美味しくて、ついついつゆまで飲み干してしまいます。運動した後に塩分不足している(だろう)体にはちょうどいいのかも。付け合わせで出てくる自家製の野沢菜漬けも美味しいです。
 右写真は看板犬の「ポッコ」です。毛色がカモシカみたいで、頭に角を生やしたら小型カモシカのようなかわいい犬です。
2009年1月6日(火)
カモシカ
西穂高岳 子連れカモシカ 鉱泉からの帰りに会ったカモシカ
 年末27日から年明け5日まで山に行っていて、やっと東京に戻ってきました。西穂高は昨年から連敗続きで、今回も登頂できませんでした。写真は入山日に撮影したものです。快晴ですが、稜線は雪煙が舞っていて風が強そうです。翌日には滑落事故もあったようですし。帰りは上高地へと下山となりましたが、ラッセルのいい(?)訓練になりました。
 真ん中と右写真は八ヶ岳のカモシカです。真ん中のは子連れで、餌を探しにきたのか人間が少しくらい近づいても逃げないので「テントを破るんじゃないか・・・」とハラハラしながら見ていましたが、何もせずに林に帰って行きました。
2008年12月25日(木)
山道具
 今日は2時間くらいかけて、裁縫をしていました。別に趣味でやったわけではありません。仕事として、破れてしまったスパッツやオーバー手袋の繕いです。オーバー手袋は消耗品のようなもので、縦走登山などをやっているとそれほどでもありませんが、岩稜登攀などのロープを使う登山を始めると、あっという間にロープですれて消耗したり、アイゼンや岩角に引っかけて破れたりします。ちょっと切れて、すぐに新品を買うのは経済的に辛いし、もったいないので、そういう時の為に、ずっと前にもらったり、ダメになった手袋や、スパッツ、ヤッケを捨てないで取っています。理由はその布を切って破れた所の当て布にして繕うためです。写真は指(特に親指)部分だけが修正不能なほど擦り切れた去年買ったオーバー手袋がもう使えないので、必要な所を切って、他のオーバー手袋に移植する所です。ゴアテックス機能は問題無く発揮できるので経済的です。
 ただ、私は学生の頃、家庭科(裁縫)は通信簿3以上を取ったことが無いくらい裁縫が苦手です・・・
 
2008年12月16日(火)
久し振りに会った実家の犬たち
 久し振りに千葉の実家に帰りました。帰りに千葉そごう(デパート)で買い物をして帰ろうと思いましたが、あまりの人ゴミに嫌気とインフルエンザにかかったら・・・という心配から、地下の食品街を1時間くらいフラフラしただけで帰りました。
 写真は実家で飼っている犬たちです。左は「ハピ」という名のプードルとマルチーズのあいの子です。両方とも毛のたくさんある犬種ですが、なぜか毛が少ないので、冬は洋服を着ています。デパートに掃除機を買いに行った時に思わず立ち寄ったペットショップで可哀そうに1匹だけ売れ残っていた(他の兄妹たちは毛がフサフサしていたらしい)ので、掃除機を諦めて買ってしまった犬です。右は野良犬を拾ってきたので種類は不明ですが、三毛猫のような毛色の「ラミ」という犬です。もう年なので、全体的に白っぽく(白髪)なってきています。両方ともメスでおとなしい犬たちです。
2008年12月11日(木)
カモシカ
 先日、春日渓谷にアイスクライミングをやりに行った時に撮影した、カモシカです。
ちょっと小柄で1mくらいの大きさでした。
そういえば、八ヶ岳の赤岳山荘で飼っている「ポコ」という犬にそっくりで、モコモコしていて可愛いです。

 一緒にいた人の話によると、カモシカはシカの名前が入っているが、「鹿」ではないらしい。調べてみたら牛やヤギの属するウシ」科とのことでした。ちなみに、何で「カモ」なのかと言うと、その毛を氈(かも)と呼んでいたことによるらしい。しかも鹿とは違い、角は枝分かれせずに、抜けたら生え換わりもしないらしい。
 
 八ヶ岳にも鹿がたくさんいて、たまに下山してくると、登山道でばったりでくわしたりします。姿は見えなくても、そこに住んでいるのがカモシカか鹿かの見分け方は「糞」でわかるらしい!
楕円形の糞が山盛りになっていたら、そこにいるのは「カモシカ」。同じく楕円形の糞が散らばっていたら「鹿」が住んでいます。理由は、カモシカは立ったまま糞をしますが、鹿は歩きながらするからだそうです。

 
 赤岳山荘より下に行くにつれて「鹿」、そこから上の車の入れない登山道になると「カモシカ」をよく見かけます。
2008年12月5日(金)
桜が咲きました
 先日、城ヶ崎に岩登りに行った時に「さくらの里」でキャンプができるか(禁止でした)偵察に行った時に撮影しました。
 寒桜ということですが、さすが伊豆!暖かいのでしょう。もう桜が咲くなんて・・・

 明日から富士山で雪上訓練です。今日(金曜日)は東京も雨です。多分、富士スバルラインは通行止めだろうな・・・
でも、今年は雪上訓練のため、雪を探してウロウロしなくても、沢山積もってそうです。