岩登り講習の報告 2008.6月〜11月

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2008年12月3日(水)〜4日(木)
伊豆・城ヶ崎

 平日の岩登り企画で、城ヶ崎へ行ってきました。初日はシーサイドロックエリアへ行きました。天気はポカポカ陽気で、クライマーは我々の他に1パーティだけ・・・貸切状態でした。
 翌日は早くから日が当たるファミリークラックエリアへ。トップロープをセットし終える頃には岩に日が当り始め、風もほとんどなく、クライマーも他にいなかったので、思う存分登って、昼食を食べて講習は終了しました。

2008年11月25日(火)〜26(水)
伊豆・城山
 初日は雨上がりのせいで、岩場もしけっていてスラブ壁は滑って悪かったですが、午後になると少し乾いてきて6本ほど登って、熱い源泉の富士屋旅館へ。2日目は朝から快晴。まず、マルチピッチへ。南西カンテとバトルランナーに分かれて登りました。午後はショートピッチを楽しんで終了。この日はマルチに4パーティと大賑わいでした。AGS-Jの小林ガイドが新婚の奥さまと来ていました。
2008年11月22日(土)〜24(祝・月)
伊豆・城ヶ崎
 連休の3日間は雨が最優日の午後早くに降りだしましたが、3日間存分に岩登りを堪能しました。初日&2日目は慣れないクラッククライミングの練習で、ファミリークラックエリア&あかねの浜で特訓。最終日はシーサイドとプールの岩場に分かれての講習になりました。2日目の夜には民宿・大重丸でアルパインスクールの修了式を行いました。お酒飲み放題と刺身の舟盛で大いに盛り上がりました。最優秀賞にはロープ9mm50m!の賞品が付きました。
2008年11月19日(水)〜20日(木)
伊豆・城ヶ崎(研修)

 今週末のスクール修了式の下見を兼ねて、城ヶ崎に行ってきました。
初日はファミリーエリアへ。まだ山側の岩には日が当っておらず風も強く、とても寒い!期待していた「半袖&半ズボンで登る」予定が崩れたので、取りあえず日の当っている海側の「アンクル・クラック5.9」から登り始めました。まだシーズン初めの岩は潮が乗っていて、思った通り滑ります。4ルートを登って終了し、後は今週末(城ヶ崎)の釣り!&エリアの偵察をしてきました。クライマーは我々だけでした。天気予報では「お正月なみの寒さ・・・」と言っていただけあって、寒い一日でした。あと、終了点の木に巻きつけてあった残置スリングなどが一部無くなっていました。古くなって処分されたか、観光地の景観を損なうからか・・・?もし行かれる方はご注意下さい。
 翌日はシーサイドロックのサンセットエリアへ。既に3パーティが登っていました。天気も良く、
風も入ってこないのでポカポカ陽気で登れました。10b〜10dあたりを数本登って終了しました。

2008年11月14日(金)〜16日(日)
伊豆・城山
 城山のインナーウォールに行ったことが無かったので、金曜日から出発しました。峠の駐車場に行くと、見たことのある湘南ナンバーの車が止まっていました。ガイドのNさんでした。今日は我々と同じくプライベートで登りに来たとのこと。日曜日もストマジで会いました。インナーウォールはワイルドボアゴージに行き、久々に前傾壁に奮闘しましたが、3便で終了し、日帰り温泉で疲れを取り、早めに河原で就寝しました。。
 土曜日は講習会で、南壁へ。ここでも知り合いのMガイド夫妻に。地元で活躍のガイドですから会うのは当然です。天気予報が悪かったので、それほどの混雑はないものの20人ぐらいはいたでしょう。午後に雨が降り、他のパーティは下山しましたが、まだ宿で宴会するには早く、ハング下の課題5.12aにチャレンジ。その後岩も乾き11aにもチャレンジし、熱い温泉と料理のおいしい富士屋旅館に向いました。日曜日は朝7時過ぎから雨がパラパラ。取り付きに行くもやはりパラパラ。岩も濡れスラブは怖そう。8時半に敗退を決定し、淵野辺のストーンマジックに向かいました。ジムには金曜に会ったNガイドやHガイドが伊豆から転身して、すでに講習中でした。昨日の疲れもあって、14時には終了しました。
2008年11月8日(土)〜10日(月)
奥秩父・小川山
 今年最後の小川山は曇りの寒ーい3日間でした。朝晩は5度以下で、昼間でも10度を超えず、日が当たらない岩場は岩も冷たく指先がかじかみます。土日曜日の2日間は「クラック」の課題にチャレンジ。まずは兄岩の「タジャンW10a」や「ピクニクラ10b」を登り、「Sunday5.9」「八王子ルート5.9&5.7」、そして「最高フレーク5.9」などのクラック攻め。翌日はクラックの名岩場「ハコヤ岩」に行きました。「冬のいざない5.9&10c」「森林浴5.8」、「冬景色5.7」「大和なでしこ5.8」のクラックルートを登り、雪が舞い始めたので終了しました。月曜日はフェニックスの大岩へ。もちろんお目当ては「フェニックス11a」トップロープグレードですが、最後の一手(クラック?)が難しく解決できず涙をのみました。
2008年11月3日(月)〜5日(水)
奥秩父・小川山研修会
 週末の明星山&三つ峠から転身して小川山に行きました。3日は寒いし、それなりに週末の疲れもあったので「ただの大岩」を登って終了しました。
 2日は天気はいいものの、風が強く、とても風の吹き抜けるマラ岩へは行く気にならなかったので、樹林のなかにあるソラマメスラブへ出かけました。午前中はここを登り、昼食後は屋根岩2峰へ移動して「チャワンムシ」「カブトムシ」をやって終了しました。最終日はマラ岩周辺を登って、13時すぎには終了しました。
 廻り目平キャンプ場は9日で営業が終了します。キャンプ場への出入りはできますが、トイレ、水場が使えなくなります。いよいよ、暖かい伊豆の岩場のシーズンになってきました。
2008年11月1日(土)〜2日(日)
御坂・三つ峠山
 今年最後の三つ峠山(岩登り)に行ってきました。天気は良かったものの、風が冷たい2日間でした。
 初日は中央カンテを登った後に、参加者の希望でレスキュー講習を17時頃まで行いました。翌日はちょっと遅めの8時出発で主にマルチピッチ講習を行い、14時には終了しました。岩場は10パーティ以上のグループが登っており、かなり混雑している状態でした。次に三つ峠に来るのは来年のアイスクライミング講習になります。
2008年10月27日(月)〜29日(水)
奥秩父・小川山(研修) 

 週末の三つ峠終了後に、27日小川山→28−29日明星山という計画を立てました。
27日は小川山で「森の緑に囲まれて:11b」「ムーンサルト51:11a」を登り、13時過ぎには撤収して明星山へ。19時前にはヒスイ峡の売店駐車場に到着しましたが、あいにくの雨・・・折角遠征してきたので、翌朝の天気に期待してキャンプしましたが、残念ながら朝も雨だったので、仕方なく小川山に引き返しました。午後から登り始め、リーバーサイドエリアの「BUN2:11b」を登って終了しました。翌日はマラ岩に行こうと計画しましたが、あまりにも寒く、午後にならないと岩にも日が当たらないため、朝から日が当り、暖かく登れそうな屋根岩1峰変更し、「ムーランルージュ:11c」に行きました。

2008年10月25日(土)〜26日(日)
御坂・三つ峠山

 今年最後の(スクール)三つ峠岩登りに行ってきました。もうこの時期の三つ峠は日が陰るとてても寒く、まだ冬山仕様になっていない体にはホッカイロが必要に感じました。
 初級&中級グループに分かれての講習になり、初級は主にリード講習、中級は登攀技術向上を目標にそれぞれ講習しました。
初日は前日からの雨天で、多少岩が濡れていましたが登れる範囲です。周囲はガスって、寒いながらも午後4時頃まで講習して終了しました。翌日も雨が心配でしたが、なんとか天気が持ってくれました。午後2時には腕が疲れるほど登って終了しました。

2008年10月18日(土)〜19日(日)
奥秩父・小川山
 紅葉がすばらしい小川山に行ってきました。もうそろそろ寒くなるので、キャンパーはほとんどいないだろう、という予想は外れて駐車スペースもテント場もほとんど満員状態でした。
 初日はクラックをメインに登ろうと、弟岩&兄岩に出かけました。明日は遅く出発する予定なので夕方17時まで登り、手がボロボロになったところで終了となりました。夜は焚き火を楽しみました。
 翌朝は9時出発で屋根岩2峰へ行ってきました。予想外に混雑していて、すでに2パーティが取り付いていました。
3パーティに分かれてのぼり、13時30分過ぎには昨日の疲れもあって、早めの終了となりました。
2008年10月11日(土)〜12日(日)
御坂・三つ峠山
 3連休の三つ峠企画でしたが、11日朝に出発しようと外を見ると、すでに東京は雨・・・急遽、11日は中止となりました。
翌日は天気予報もいいので、予定通り三つ峠へ出発。6時30分過ぎに登山口に着いてみるとそれほど駐車されていないので、ちょっと拍子抜けしながら四季楽園へ(約15分遅れで合流した今回の参加者によると、路上駐車も含めて満車状態だったそうです。たった何分かの差だったようです)。岩場はガスっており風が冷たく肌寒い天候でしたが、取りあえずウオーミングアップを一般ルート周辺で行い、その後はマルチへ。そうこうしているうちに、クライマーもハイカー(天狗の踊り場付近にもいました!)も続々と増え始め、懸垂下降では多少の時間待ちがありました。山岳部の学生さんたちも多かったです。
 最後の〆はアパッチハングでアブミをやり、16時前に終了となりました。
 帰りは河口湖方面に降りて都留〜大月経由で帰宅予定でしたが、あまりに渋滞しているので、急きょUターンして一ノ宮御坂(IC)方向へ向いました。ところがIC近くは大渋滞!1〜2時間ほどロスし、やっと大月への山道へ入り、そこからは割と順調に高尾経由で帰宅できました。
2008年10月7日(火)〜8日(水)
御坂・三つ峠山
 平日の三つ峠に行ってきました。天気は夕方から雨マークで翌日は曇りという予報だったので、初日はフリーを目いっぱい登り、翌日は遅めに出発して主にアブミをやる計画でした。
 岩場に着いてみると、ガスって展望ゼロ・・・取りあえず昼食を取っているとポツリポツリと雨・・・1時間くらいのんびり四季楽園で昼食&休憩していたら止んできたので岩場に向かいました。一般ルート周辺をリード&フォロー&懸垂下降し、ウオーミングアップが終わったところで天狗の踊り場へ向けてマルチをやり、その後は中央カンテ周辺でアブミ講習を17時頃までやって終了しました。クライマーは我々しかおらず、貸切でのぼれましたが、岩が濡れていたのでクラックは登れませんでした。
 翌日は天気予報が外れて、朝から雨です。仕方なく富士見荘の室内ジムでの講習になりました。とはいえ、ここはアブミもできるので、思いっきり腕が疲れるまで登り、14時に終了しました。
 そういえば、四季楽園のトイレが新しくなりました!洋式のバイオトイレで2階にも1つできました。便座が暖かいトイレなので、これから冬に向かって居心地がよくなりました。
2008年10月4日(土)〜5日(日)
奥秩父・小川山
 秋晴れの気持ちのいい天候を期待して小川山に行ってきました。
 初日はクラックをメインに登る予定で弟岩へ出発。下部は樹林の中なので、まだ湿気ていたため上部へ。上部から下部へと登って行き、最後はフェースの10bをリード&フォローで楽しんで、弟岩を一周して腕がパンプした17時近くに終了しました。明日は曇り予報だし寒いので、明日は遅めの9時出発を決めて、夜は鶏鍋&焚き火を楽しみました。
 翌朝は起きてみると、青空です!天気が回復したか?と思いながら朝食を取っているとだんだんと曇り空へ・・・昨日の疲れと天気が怪しいので、近場の八幡沢へ行きました。「春の戻り雪」のマルチピッチ組と「ただの大岩」ショートルート&セルフレスキュー組に分かれて登りました。
 ちょうどリード&フォローを楽しみ、腕が疲れてきた14時頃に雨が降ってきたので、そのまま終了となりました。小川山最後のキャンプシーズンだったからか、駐車場とキャンプサイトは混んでいました。最終日に雨が降ったものの、秋晴れで気持ちよく登れました!
2008年10月2日(木)
奥武蔵・日和田山
 最近は雨だったり、寒かったりと思ったより外岩の条件がいまいちでしたが、今回は快晴でポカポカ陽気にのなかクライミングが楽しめました。
 平日なので、岩場は空いているだろう、との予想に反して7パーティほど(うち3人くらいはソロ)がいて、結構混雑していました。
まずは男岩南面をダブルロープでリード&フォローで登り、懸垂下降の繰り返し。ただ降りては面白くないし下も混んでいるので、いつもと反対の手で下降したり、ATCで下降したりと色々講習しました。昼食後は西面にトップロープを張り、腕がパンプしたところで、今日の〆に再び南面をリード&フォローで登って16時に終了しました。
 こじんまりとした岩場ですが、ロープワークの練習などをやるにはいい場所です。そういえば、近くに彼岸花の巾着田があるようです。もうそろそろ枯れかけていましたが、岩登りの帰りに観光するのもいいかも知れません。
2008年9月27日(土)〜28日(日)
御坂・三つ峠山
 金曜日の夜の雨が寒気を呼び、三つ峠山は寒い2日間でした。気温は両日とも昼間でも10度を下回る気温で、朝は5度。しかもガスがかかり太陽は全く見えませんでした。風が吹くととても冷たく、ズボンの下にタイツを履いてもシンシンと冷えく、体を動かさないと凍えます。しかし、雨は降らず2日間とも屏風岩で講習ができました。1団体10名ほどが、一般ルート周辺で2日間講習をしていましたが、他は空いている三つ峠山でした。
2008年9月23日(火・祝)&25日(木)
奥多摩・越沢バットレス
 9月23(祝)と25(木)に越沢バットレスに行きました。23(祝)は祝日とあって20名ぐらいのクライマーがひしめき合っていました。空いていそうな「右ルート」をウォームアップで登り、午後は第一スラブに行きました。第二スラブと共有する1ピッチ目は、染み出しでびしょびしょに濡れぬめっていて非常に悪く、トップはA0を使わないと怖くて登れないくらいでした。上部を右の鋸ルートと合流するルートを登りましたが、X級+という高グレードなので皆さん疲れ切り、午後4時前に終了しました。
 25日(木)は曇りでしたが、3日間の晴れで岩も乾き快適に登れました。長野県の富士見町から来たOガイドがいてびっくり。第一スラブ、右ルートを午前中に登り、午後に第一スラブから青梅ベルクハングに行く予定でしたが、第一スラブでアブミを落とした人がいてベルグハング゙は断念。右ルートでリード講習をして終了しました。ただ、第二スラブの2ピッチ目終了点の上のハング帯にスズメバチの巣ができており、活発にハチの出入りがあるので要注意です。
2008年9月20日(土)〜21日(日)
奥秩父・小川山&室内ジム
 台風一過の好天は期待できない天気予報でしたが、朝の予報は両日ともににわか雨程度の予報でした。小川山に11時ごろに着くと、道路はほとんど乾いているものの、壁はまだガスが取れたばかりのようで、うっすらしけった模様。テントを張って、マラ岩か父岩&兄岩のどちらか迷った末、まず兄岩の2階へ。しかし、まだまだ登れる状態ではないので、父岩へ。「小川山物語」5.9周辺が何とか登れる状態でした。その隣の「小川山ストリート」5.9と「クはクライマーのク」5.10c、「タジヤンU」5.10aを登り、再び兄岩の2階へ移動。今度は何とか登れそうなので「もみじ」5.10aと「ウォリーをさがせ」5.11aを登り終了。翌日の天候を考えて遅くまで登りました。夕食時にやはりにわか雨が降り、再び岩が濡れたようでした。
 翌朝は曇天。予報は午前中から雨模様の天気。雨雲が近づいてきているとのことで、早めに決断して室内ジム{ストーンマジック」まで大移動。11時前には到着し、リードクライミングを主に講習し、午後4時に終了しました。
2008年9月17日(水)〜18(木)
御坂・三つ峠山
 平日登山学校の生徒が久しぶりに5人も集まって大賑わいの平日講習でした。天気予報では翌日18日が雨予報でしたが、前日の天気は持ちそうだし、いざとなったら四季楽園には室内ジムがあるので、そこに行くことも想定して出発しました。
 岩場に着いてみると、さすが平日!岩場はガラガラの貸切状態です。3パーティに分かれそれぞれの課題を持ってリードしたり、フォローで楽しみました。午後3時30分過ぎからリュックを背負い、マルチピッチで終了点(天狗の踊り場)を目指し、三つ峠頂上を経由して四季楽園へ帰宅しました。今晩は宿泊客が少なかったので、焼肉&焼きそばの豪華な夕食でした!
 翌日は雨のため、室内ジム(富士見荘)で、普通にクライミングの他に、アブミ、レスキュー講習をやり、終了しました。
 番外で甲府のNHKが室内ジムの取材に来たので、撮影しながらの講習となりました。全国版ではないので、山梨県での放映になるそうです。
2008年9月6日(土)〜7日(日)&8日(月)
御坂・三つ峠&谷川岳烏帽子沢奥壁中央カンテ(→三つ峠へ変更)
 今回は谷川岳を雨天で三つ峠に変更した遠藤組と合同で講習となりました。
 天気予報では土日とも雨マークが入っていましたが予報よりも天気がもってくれたおかげで、岩登りを楽しめました。
遠藤組は右フェイスから東面フェイスをリード&トップロープで登りまくり、福田組は中央カンテでマルチピッチを終え、昼食をとって休みかけているところに突然の雨!早めに終わるか、室内ジムか・・・と締めかけていましたが、すぐに止んだのでアブミ登攀を講習して終了しました。その後、大雨になりましたが、早朝は富士山が見えたそうです。
 翌朝は雨は降っていないものの、ガスっています。岩場は濡れているようでしたが、とりあえず行って見ることに決定。岩場に行ってみると何とか登れそうなので、マルチピッチ組とトップロープ&リード組に分かれて講習となりました。岩場はガスって展望はイマイチでしたが、クライマーも少なく、混雑はほとんど無く登攀できました。午後2時過ぎには終了しましたが、その後は落雷&土砂降りの三つ峠でした。
 8日(月)は遠藤&福田は居残りで富士見荘の室内ジムのルートづくりをしてきました。入口正面の壁に新ルートがいくつかできました。
2008年8月30日(土)〜31日(日)、9月1日(月)〜2日(火)
室内ジム&奥秩父・小川山                             報告:遠藤
 先週の土・日曜日に引き続きの雨模様で、クラックの多い不動沢から小川山に変更しましたが、最終的には室内ジム講習に変更しました。外岩に触りたいのはやまやまですが、しばらくは我慢して、筋力アップのトレーニングだと思って2日間を過ごしました。しかし、やはり触りたくなり、月&火曜日は続けて小川山に行きました。上半身の筋肉は、室内ジムでぼろぼろで初日・月曜日は講習を兼ねてスラブでごまかし、体をほぐす程度で終わらせました。火曜日は朝から快晴!大日広場にはクライマーが、この時を待ちわびているかのように大勢いました。
2008年8月23日(土)
御坂・三つ峠(→室内ジムに変更)                        報告:福田

 今回は雨天のため、2日間とも室内ジム(ストーン・マジック)に変更しての講習となりました。
専科生はもちろんですが、本科生もリードに挑戦しました。外岩を登れないのは残念でしたが、腕をパンプさせて終了となりました。

 2008年8月9日(土)〜11日(月)&18日(月)〜20日(水)
 奥秩父・小川山岩登り講習会&北鎌尾根(→小川山に変更)         報告:福田
9日〜11日:お盆前の小川山に行ってきました。初日は天気予報が悪く、登れるか心配していましたが、案の定テントを設営して「さあ出発!」という時に雷が・・・とりあえずすぐ撤収できる八幡沢周辺へ出かけたものの、ポツポツと雨が降ったり止んだり・・・迷った末に撤収し、あずまやに入った途端に土砂降り&落雷&雹!身動きできずないので、ゆっくり昼食をとり、小雨になったところで室内ジムへ移動しました。
 翌日は快晴です。比較的乾きのいいガマルート、ガマスラブを登って終了しました。
 月曜は屋根岩2峰のセレクションルートと、周辺のショートルート(クラック)を登って終了しました。
18日〜20日:剣岳から連続して北鎌尾根(槍ヶ岳)に行く予定が天候不良で小川山に変更しました。北鎌に行けなかった分、岩登りと食事に気合を入れました!初日は「春の戻り雪」のマルチピッチを登った後に「トムと一緒:10a」や「ジャーマンスープレックス:10c」に挑戦して終了しました。
 翌日は屋根岩2峰のセレクションルート、クラックのショートルートを登り、腕がパンプ・・・というより傷だらけになったところで終了。買出しに行くのでお風呂&シャワーを浴び終えたら雨・・・焚き火もできずに終了しました。
 最終日は父岩「小川山物語:5.9」でウオーミングアップした後は、兄岩「金太郎:5.9」「もみじ:10a」「ウオーリィをさがせ:11a」「ピクニクラ:10b」などのクラックルートを登って終了しました。クライマーは少なく、曇り空で、もう「秋」を感じさせる冷たい風が吹いていました。
2008年7月26日(土)〜27日(日)
御坂・三つ峠山                          報告:福田
 七月最後の三つ峠に行ってきました。登山口に着いてみると、クライマーらしき車はほとんど止まっていませんでした。日帰りハイカーの方が多かったようです。
 岩場に着いてみると、天気は快晴!天気予報では午後から雨マークが入っていたので、なるべくたくさん登るつもりで、一般ルート〜オープンサンド&bP0.5クラック〜天狗の踊り場〜懸垂下降〜中央カンテ下でアブミ練習を始めたところで、雲雪があやしくなり、ポツポツと雨が降ったところで16:30を回っていたため、終了となりました。
 翌朝は、これも前日の天気予報が外れて朝から快晴です。午後から雨マークが入っていましたが、信じられないほど晴れています。まずは中央カンテを登り、その後は亀ルートにいきましたが、1p目の下が少し濡れているだけで、上部は乾いていました。全員が核心の8寸バンドを渡り終え、懸垂準備を始めたところで雨がポツポツ・・・しかも雷が鳴り始めたので、急いで撤収し、四季楽園へ。30分くらい休憩&昼食をとって14:00に下山開始したら途端に雨が降り始め、雷も近くで落ちている音がします・・・!急いで車に乗り込み、出発してしばらくしたら大雨でした。間一髪、ほとんど濡れずに帰ってこられました。
2008年7月19日(土)〜21(祝・月)
奥秩父・小川山                          報告:遠藤、福田

 3連休の小川山に行ってきました。連休は混むだろう!と思い、早めに出発したものの、案の定、廻り目平キャンプ場はテントサイトはまだ空いているが、すでに駐車スペースはなくなりつつありましたが、前夜から出発していたSさんが場所取りをしてくれていたので、無事、イエティのテント村が設営ができました。
 初日は初級は「春の戻り雪」&セルフレスキュー、中級は兄岩、父岩周辺へクラックメインに講習しました。
 翌日は早起きして涸沢2峰へ遠征し、下山後は雨が降りそうだったのですぐ撤収できる「ただの大岩」にトップロープを掛けて、遊び始めたら突然の土砂降り!!急いで撤収し、後は買出しに行ったり、お風呂にはいったり・・・と、のんびりムードで過ごしました。夜は大雨でした。
 最終日は前夜の大雨でどこの岩場も濡れているのが予想されたし、前日の遠征で&岩登り3日目ということもあり、少しお疲れムードです。とりあえず、比較的乾きのいい「ただの大岩」に出かけ、「WAKA:11a」「ロマンシングストーン:11d」(これしか乾いていなかったし、他は混雑)を挑戦し、腕をパンプさせたところで講習は終了となりました。お疲れ様でした。

2008年7月12日(土)〜14日(月)
御坂・三つ峠山&室内ジム作成               報告:遠藤、福田
 梅雨明けまじかを感じさせる三つ峠に行ってきました。登山口から四季楽園までのアプローチで汗だくになりました。
 初級と中級の2組に分かれそれぞれ講習しました。初級組は一般ルート周辺をトップロープで登り、後半はロープワーク講習。中級は中央カンテを登った後は草溝ルート〜第一クラック〜天狗の踊り場と登りました。岩場は混雑しており、懸垂下降も順番待ちでした。久し振りに夜の座学もやりました。
 翌日は午後から雨予報なので、中級組はなるべく午前中に登りまくる方向で出発。一般ルート〜bP0,5クラック〜bQ0クラック〜大根おろし〜アパッチハングと登り、13:30頃にアパッチハング周辺でロープワークをやっている初級組と合流し、休憩しているところで雨!びしょ濡れになる前に撤収できました。四季楽園に戻ったものの、予定より約1時間早く終了となったので、力の有り余っている生徒数名は室内ジムで腕をパンプさせて、雨上がりのなか下山していきました。
 月曜は富士見荘の室内ジムを補強&増設(足場)してきました。
2008年7月9日(水)
奥多摩・越沢バットレス            報告:遠藤
 梅雨空の合間にちょうど良く雨が上がり、越沢バットレスに行ってきました。アプローチで湿った木々や濡れた草花を見ると、果して岩場は大丈夫か? 岩場は見た感じ濡れていませんが、上部に苔の色、下部は滑った黒色をしている場所(第二スラブ、右ルートなど)があり、やはり梅雨の時期の越沢バットレスです。今回は経験者の方2名なので、3ルートを登りました。
 午前中に右ルートでウォームアップ、午後に右ルートバリエーション〜鋸ルート、最後に第二スラブ。雨が降ってきたので30分ほど休憩所でセルフレスキューを行って終了しました。
2008年7月5日(土)〜8日(火)
奥秩父・小川山                         報告:遠藤、福田

 土日のスクールと平日登山学校で小川山に行ってきました。天気予報はコロコロ変わるので、思い切って小川山に行ってみたら快晴です!やはりここの天気は局地的で特別です。
 まずはガマスラブでウオーミングアップ後にガマルート(マルチピッチ)へ。3パーティに分かれて登攀しました。登攀後は再びガマスラブでそれぞれの課題に合わせてリード、トップロープと楽しみ、終了しました。もちろん夜は焚き火の宴会となりました。
 翌日曜は、また天気予報は外れて朝から快晴!午後からは雨マークが入っていたので、早出して涸沢2峰へ遠征しました。ちょっと曇り空ですが、無事に登攀を終え、八幡沢でセルフレスキューを始めてしばらくすると土砂降りの雨!急いで撤退して終了しました。
 月曜からは平日組の小川山です。相変らす天気予報は当てにならず、前日の天気予報は「曇り」なのに、翌日の予報は雨!取りあえず現地に着いてみると、時々日が差すほどの天気だったので、ちょっと岩が濡れているものの、なんとか登れました。が、セルフレスキューを始めたらあっという間に土砂降り!昨日と同じ状況です。その後は止む感じではなかったので岩根山荘の室内ジムで過ごしました。
 その夜はだんだん天気も回復して満天の星空です。明日の晴天に期待して就寝しました。
 翌朝は早朝は朝日が照っていましたが、6時頃にはどんどん曇り始め、またしても雨・・・しばらく待機していましたが、やみそうもないし、岩も乾かないので東京のストーン・マジック(室内ジム)に移動して終了しました。 お疲れさまでした・・・

2008年7月3日(木)
奥多摩・越沢バットレス                  報告:遠藤・福田

 平日の岩登り企画で越沢バットレスに行ってきました。天気予報では雨がふるとは行っていなかったのに、出発間際になって雨がポツポツと・・・室内ジムを覚悟して鳩ノ巣駅に到着しましたが、しばらくすると雨が止んだので予定通りバットレスへ。岩場は思ったより濡れていなかったので、無事に登ることができました。
 まず右ルートを登り、昼食後に左ルートを登った後に、途中まで懸垂して第二スラブルートを登って終了しました。「梅雨どきに登れてラッキーたっだ」と話しながら荷物置き場へ戻ってみると、ビニール袋に入れた昼食の紙屑がそこらじゅうに散らばっており、しかも残しておいたお客さんのオニギリとパンは食べられてしまっていました。人間は我々だけだったので、どうもカラスらしいです。
 今までこんなことは無かったので、越沢に行かれる方はご注意を!

2008年7月1日(火)
奥多摩・天王岩                        報告:遠藤、福田

 平日の天王岩に行ってきました。前日はお昼頃まで雨が降っていたので、もしかしたら乾かずに登れないかも・・・という心配もありましたが、何とかクライミングができました。
 まずはウオーミングアップで「クラック・ジョイ5.9」をこなし、下部の岩場に行こうとしたらびしょ濡れ!仕方なく比較的乾きのいいルートを選んで登るも、もちろん一概には言えませんが、乾きがいい=引っかかるところがあまりない・又はハング=難しい!ということになり、10b
→10cとトライしていき、夕方、もう終わりそうな頃にやっと簡単な10aあたりが乾き始めたので、トライするも、すでに腕は終わっていました。梅雨の合間に登れてラッキーでした。

2008年6月28日(土)
御坂・三つ峠山                        報告:遠藤、福田
 梅雨の合間を縫って三つ峠に行ってきました。初日は河口湖駅に着いた時は青空だったものの、岩場に着く頃には次第に雲が出てきて、一日中ガスの中での講習となりました。2パーティに分かれて、それぞれマルチピッチで「天狗の踊り場」まで登り、後は状況をみながら中央カンテに行ったり、空いているルートを登ったりしました。岩場も懸垂下降20分待ちと、大混雑でしたが、講習を、ろそろ終わろうかというところで雨が降ってきたので、ラッキーでした。
 翌日曜は、天気予報通り大雨!ですが、今年は四季楽園に室内ジムがあるので、そこで思いっきり腕をパンプさせて終了となりました。
2008年6月21日(土)〜22日(日)、23日(月)
ストーンマジック(室内ジム)             報告:遠藤、福田
 梅雨本番の季節がきました。でも、関東地方は意外に雨が少ないのですが、この2日間は大雨でした。いつもお世話になっている淵野辺のストーンマジックに2日間とも通いました。遠くから参加(近場も含めて)の方は事務所に泊っていただきました。夕食にマーボー茄子&餃子、新潟のおいしい日本酒も付きで、しっかりと栄養補給をし、上半身を鍛えました。23日(月)も雨で、日和田山の予定がまた、ストーンマジックになりました。
2008年6月16日(月)
奥多摩・越沢バットレス

 土日曜日に引き続き梅雨の中休みの晴れ間の講習でした。岩場は他に誰もいない静かな1日でしたが、午後は夏のような日差しで、熱中症になるかもしれないほどの陽気でした。定番の右ルートと第二スラブを登り、余った時間でセルフレスキュー入門を行い、午後4時に終了して帰途につきました。明後日の谷川岳まで晴れ間が続くとありがたいのですが…。

2008年6月14日(土)〜15日(日)
奥秩父・小川山                          報告:遠藤、福田
 梅雨の晴れ間となった、小川山に行ってきました。今回は最初から天気予報が良かったので、案の定、キャンプ場は車が混雑していましたが、運よくテントはトイレ&水場の近くに張ることができました。
 初日は、ガマスラブに行こうと計画していましたが、この混雑で急遽、屋根岩2峰に変更しました。ここはアプローチがちょっと遠いこともあってか、岩場は空いていました。
 翌日は、リバーサイド〜マラ岩周辺を登りました。やはり人気エリアだけあって、岩場は混雑していましたが、タイミングよく、それぞれのレベルにあったルートを登ることが出来ました。中には、昨日の疲れもあってか、早めにクールダウンして終了したグループもいたようです。今シーズン初の小川山で、思い切り(ヒイヒイ言うほど?)フリーを楽しめました。
2008年6月7日(土)〜8日(日)
御坂・三つ峠山&アルパインスクール入校式A       報告:遠藤、福田
 2週続けての三つ峠山での講習でしたが、今回は2日間とも天気がもち、存分に登りこんだようですが、張り切りすぎて怪我した人もいました。支点のチェックは十分行うよう注意しましょう。さて、先週に引き続きのアルパインスクールの入校式でしたが、今回は17人の入校者が参加し、講師も4名で大所帯でした。しかし、基本はアルパイン=マルチピッチですので、トップロープは新規初級生がメインですので、ほとんどの生徒はレベル別にロープを組んで講師と共にどこかに!行ってしまいます。たまに見に行くと、エキスパート組は逆V字ハングにいたとか、中級組は草溝ルートを登っているとかいった感じです。
 岩場は2日間とも大所帯のグループがほかに2組いましたが、あまりトップロープをしていなかったので、人が多いものの順番待ちは少なかったようです。日曜日は雨の予報でしたが、ポツポツきた程度で、午前7時半から午後2時過ぎまで登り、雨は沿岸をかすめたようです。梅雨時は天気予報が外れることがありますので、とりあえず行ってみて、だめなら室内ジムに行くのがいいですね。三つ峠山も小川山(オンサイト)と同じく室内ジムができたので、雨天時は助かります。来週は小川山です。
2008年5月31日(土)〜6月1日(日)
御坂・三ツ峠&アルパイン・スクール入校式@       報告 遠藤、福田
 2008年度のイエティ・アルパインスクールが始まり、その入校式と第1回の講習が三つ峠山で行われました。入校性は7名(初級生4名、中級生以上3名)、講師2名でした。土曜日はあいにくの雨で、四季楽園の室内ジム(富士見荘)での講習でした。
 夜はもちろん、宴会でした。
 翌日は快晴とはいかないまでも、暑くも、寒くもないちょうど良い気候の中でクライミングできました。初級、中級、エキスパートと3組に分かれての講習となりました。岩場は日帰りのクライマーが結構多く、渋滞、というわけではありませんが、賑わっていました。
 中級&エキスパートは、前日の雨で水の流れる岩場のなか、日が最初にあたって乾きのいい「草溝ルート」をかわきりに、2パーティに分かれて、それぞれのレベルにあったルートを登って終了しました。
 シーズン初めのアブミは、感覚を取り戻すのに苦労したようです。
 新初級生のみなさん!半年間、頑張っていきましょ〜!!継続の方!今期もよろしくお願いします!!